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頭痛の診断

[2014.08.22]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

その昔、脳外科の救急に勤めていた頃、上の先生から「頭痛の診断は、怖い頭痛か、そうでない頭痛を見分けるのが一番先決」と教わりました。

 

実は、頭痛において「痛みの程度」と「原因疾患の重症度」は比例しません。

 

つまり、もう起き上がれないくらいで数日間寝込むほどひどい頭痛でも命に関わるような怖い疾患とは限りませんし、逆に、頭痛自体はそれほど酷くないからと言って放っておいても大丈夫とは限らないのです。

 

したがって、医者のほうも「頭痛を訴えてはるけど、痛みの程度はそれほど酷くないから、痛み止めで様子を見よう」と思ってはいけないのです。

 

頭痛の程度が酷くても命に関わるような頭痛では無いと解れば、積極的に痛み止めを使って様子を見れるということです。

 

明日も書きますね。

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