ソールのクッション性能
[2018.07.28]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
昨日の続きです。
膝の軟骨は、何かの基礎トレーニングで鍛えることなど出来ません。
体重の3倍近い力を、一歩一歩走るたびに関節軟骨で受け止めるのです。
そら、膝が痛くなって当然です。
これに対処するために、シューズのソールをどんどん厚くするという方法も考えられています。
実際に、スポーツ用品店では「衝撃吸収」を謳い文句にしたシューズをたくさん見かけます。
しかし、本当にそれでいいんでしょうか?
だって、シューズのソールにお任せして、ソールの衝撃吸収の限界を超えたら、残りは全て鍛えようのない膝関節軟骨で受け止めるんですよ。
そんなにソールを信用していいものでしょうか。かけがえのない自分の膝関節軟骨の運命を、どこまで信用できるか解らないシューズのソールに託すなんて・・・。
それが嫌な人は、「つま先着地」を試してみましょう。
次回に続きます。