ビタミンの副作用
[2017.07.12]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
副作用の話の続きです。
ビタミン剤にすら副作用はあり得ます。
「でも、ビタミンって身体の中で必要な成分なんですよね?」
その通りです。ビタミンが不足すると病気になってしまいます。
実は薬には「つなぎ」が入っているのです。
ビタミンB12の薬には、ビタミンB12が0.5 mg入っています。
0.5 mgって、1円玉を2000等分した重さです。
なので、0.5 mgだけで薬を作ると、もう「肉眼で見えるか見えないか」くらいの大きさになるでしょう。そんな薬は困ります。
指で普通につまめる大きさにするために、「つなぎ」を入れるのです。
その「つなぎ」がたまたま体質に合わない方は、ビタミン剤を飲んでボツボツが出たりする可能性があります。
しかし、そんなことは非常に稀な話です。