ベアフットシューズの注意点
[2018.08.06]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
前回の続きです。
ベアフットシューズとは、つま先とかかとでソールの厚みがあまり違わないランニングシューズのことです。
一般的なかかとのソールが厚いランニングシューズでは、かかと着地は出来ても、つま先着地は困難です。
これに比し、つま先とかかとのソールの厚みがあまり違わない構造によって、ベアフットシューズはつま先着地を可能にします。
ところが、つま先着地を意識せず、かかと着地で走ることも可能です。
かかと着地で走ると地面からの衝撃は、ソールと膝軟骨しか受け止めるものがありません。一般的なランニングシューズの厚いかかとでも受け止めきれずに膝の痛みが出ていたのに、さらに衝撃吸収性の悪いベアフットシューズでかかと着地をしてしまうとどうなるのか火を見るより明らかです。
ベアフットシューズはランニングによる膝の痛みを消してくれる靴なのですが、間違った使い方でかかと着地を続けると逆に膝の痛みは悪化します。
ベアフットシューズに切りかえる時は、決してかかと着地をせずに、しっかりつま先着地を心掛けることが必須です。
明日も続きます。