世間の「イボ」と医学的な「イボ」
[2014.04.28]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
世間で「イボ」と呼ばれているものには、医学的には「イボじゃないもの」も含まれます。
医学的に「イボ」というとウィルスによって皮膚の表面が増殖したものを指します。それ以外は、医学的には「イボ」じゃありません。
しかし、世間では「脂漏性角化症」「皮膚線維腫」「母斑細胞母斑」なども「イボ」と呼ぶことが多いです。
中には「ボーエン病」「有棘細胞がん」「基底細胞腫」など、がんや放っておくとがんになるものも「イボ」と呼ばれることがあるので注意が必要です。
当然、それぞれで治療法が違いますので、「これはどれかな?」と思われたら、お気軽にご相談ください。