位置覚
[2015.01.06]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
昨日の続きです。
目で見ていなくても肘がどこにあるか解るのは、「位置覚」という感覚があるからです。
関節や筋肉の中に位置覚神経の受容体があって、我々は無意識にうちにそれぞれの関節や筋肉がどれくらい曲がっているかをちゃんと感じ取っているのです。なので、目をつぶっていても肘がどこにあるか解るのです。
昨日の話に戻ります。
牛タンを食べている時に自分の舌を噛んでしまわないのは、自分の舌がどこにあるのか無意識のうちに位置覚で感じ取っているから、牛タンと一緒に噛んでしまわないのですね。
「じゃあ、ほっぺたの内側を間違って噛んでしまうのはどうして?」と質問されるかもしれません。
明日も続きます。