悪玉コレステロール
[2015.04.21]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
「健診で悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が高いと言われたんだけど・・・」という患者さん、たいへん多いです。
悪玉コレステロールが高いと血管にこびりつきます。動脈硬化の進行が早くなるのです。
悪玉コレステロールが高くない人に比べて、狭心症や心筋梗塞になる確率が高くなります。脳卒中に関しては、日本人ではあまり関係ないという意見もありますが、やはり悪玉コレステロールが高いと脳卒中になる可能性も高くなるという統計もあります。どちらが正しいのか、今後も、注意して新しい論文情報をチェックしていかないといけません。
悪玉コレステロールの基準値は、4段階あります。
基礎疾患・家族歴・年齢・性別・喫煙の有無により、お勧めの基準値が異なるのです。
「悪玉コレステロールが高いほうが長生きする」なんて、間違ったことを書いてある本もあります。
次回の記事で、その間違いをご説明しますね。