早期離床困難
[2014.11.11]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
昨日お話したように、睡眠時無呼吸症候群では、「よく寝たはずなのに、朝起きて身体がだるい」という症状が出ることが多いです。
ただ、もちろん、その症状があればそれだけで睡眠時無呼吸症候群の診断がつくわけではありません。
少し余談になりますが、
「朝起きてよく寝たはずなのに身体がだるい、身体が重い、動かない、目は醒めるけどなかなか布団から出ることが出来ない」とおっしゃると、それは睡眠時無呼吸症候群より、むしろ「うつ病」を疑います。
うつの典型的な症状の一つに、「早期離床困難」というのがあります。
目は覚めるけど、布団から出ることが出来ないのです。
他にも、「夜寝れない」「午前中がしんどくて、夕方になると少しだけマシ」「食事の味がしなくて、何を食べても砂を噛んでいるようだ」「イライラして来て、居ても立ってもおれない」「身体中の骨が痛い」などの症状がある時は、うつの可能性も否定できません。
お気軽にご相談ください。
当院から歩いて3分のところに、私の姉が夫婦でやっている「わたなべメンタルクリニック」という医院もあります。必要ならばご紹介いたします。
明日は、朝の頭痛の話に戻りますね。