睡眠時無呼吸症候群の症状
[2018.03.12]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
さて、前回までは「一人住まいの睡眠時無呼吸症候群は、自覚症状が出にくい」というお話でした。
そんな場合でも、実は症状は出ているのです。
たとえば、
「よく寝たはずなのに、朝起きて身体がだるい」
「夜に充分な睡眠時間をとっているのに、日中、眠くて眠くて仕方がない」
「車の運転や会議の時に、必ずと言っていいほど眠気が出て困る」
「朝起きて、一番で頭が痛い」などなどです。
どれも、症状としては大変困る症状であるにもかかわらず、長年にわたって少しずつ出てきた症状だと、それが当たり前になってしまっていて、自覚症状として意識していない方も多いです。
終夜ポリグラフという検査があります。寝ている間の酸素濃度と呼吸の状態をチェックする検査です。
ご自宅で寝る前に検査機器を装着していただき、朝起きて外しておくと、検査の業者さんが機器を取りに来てくれます。痛くも痒くもない検査ですので、心当たりのある方は一度調べておくことをお勧めします。
明日も続きます。