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胆のうの役割

[2014.06.28]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

「胆のう」って、よく耳にしますよね。

胆のうは右の上腹部、肝臓の下にくっついている、胆汁が溜まっている袋です。

 

「胆汁」ってのも、よく耳にしますよね。

 

なんとなく「胆汁は胆のうで作られている」と思っている方が多いようです。

胃液は胃で作られるし、膵液は膵臓で作られるし、そら、胆汁は胆のうで作られると想像されても仕方ありません。

 

しかし、胆汁は肝臓で作られているのです。肝臓で作られた胆汁は胆管という管を通って、一旦胆のうに溜まります。

 

胆のうって胆汁を溜めているだけなんでしょうか?

いえ、胆のうは溜めている胆汁を濃縮して、十二指腸に食べ物が入ってくるとそれが刺激になって収縮します。

 

胆のうが収縮すると、溜められていた胆汁が十二指腸に流入して食べ物と一気に混ざるようになっているのです。

 

上手く出来てるなぁと思います。

 

なので、腹部エコーの時は空腹で行かないといけません。

何か食べてから行くと胆のうが収縮しちゃって、中がうまく見えないのです。

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