こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
昨日の続きです。
神経も血管も通っていない「角質」は、一体何の役に立っているのでしょうか?
角質は「バリア」なのです。
もし角質が無ければ、皮膚は何かに触れるだけですごく痛いでしょうし、少しでも擦れるとすぐに出血します。
細菌やウィルスなどの病原体の侵入も簡単に許してしまうでしょう。
我々は、非常に薄い角質という膜を一枚かぶっていることで、痛みも感じず外敵からも守られているのです。
角質は顕微鏡で見ると綺麗な層構造をしています。
層構造を綺麗に保つには、「皮脂」という脂が必須なのです。
次回に続きます。