足のアーチ
[2014.09.26]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
昨日の続きです。
足の中指の付け根に大きなタコは、ハイヒールによることが多いというのが、昨日までのお話しでした。
しかし、そのお話をすると「かかとの高い靴なんて、全く履かないのに」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
足には、前後と左右に二つのアーチがあります。
前後のアーチは有名ですよね、土踏まずです。
足の裏は、前のほうと後ろのほうが着地していて、真ん中の土踏まずの部分は大きく浮いています。これが前後のアーチです。
このアーチが不充分で、真ん中も着地していることを偏平足と言います。
同様に左右にもアーチがあります。
足の裏の前方、指の付け根に大きく着地している部分がありますよね。この部分に左右のアーチがあるのが正常な形なのです。
つまり、親指側と小指側に体重が掛かっていて、真ん中の中指の付け根はそれほど体重が掛かっていないのです。
しかし、左右のアーチが不充分でこの部分に体重が掛かっていると、そこにタコができてしまいます。
この予防には、2日前に書いた「足底板」が効果を発揮します。靴屋さん・シューズフィッターで相談してみてください。
明日も書きますね。