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かかと着地と膝の衝撃

[2018.07.27]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

前回の続きです。

 

では、「太っているわけでもないのに、週に3回走ると膝が痛い」という方はどうすれば良いのでしょうか?

 

「つま先着地」を心掛けてみましょう。

 

ランニングやジョギングで、着地はどこからされているでしょうか?

「かかとから着地して、後ろから前へと足の裏全体を接地させ、最後につま先で地面を後ろに蹴る」というのが一般的な走り方かもしれません。

 

この着地方法だと、着地の瞬間、膝は真っ直ぐ伸びていますよね?

膝が真っ直ぐ伸びていると、地面からの衝撃はどこにも逃げようがありません。骨は硬いものですからクッション効果はゼロです。

辛うじてクッション効果があるのは膝の軟骨だけなのです。あ、あと、シューズのソールと。

 

つまり、かかと着地で走ると、体重の3倍の力がまずシューズのソールに掛かり、そこで吸収し切れなかった衝撃は全て膝の関節軟骨が受け止めることになります。

 

明日も続きます。

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