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イボとタコの鑑別

[2014.09.29]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

さて、昨日までお話してきた「タコ・ウオノメ」と「イボ」のお話ですが。

実際に、皮膚に何か出来ているのを気付いたとき、これはタコなのかイボなのか、区別をつけないといけません。

 

「タコやイボに見えて、実は別の病気」ということも珍しくありませんので、基本的には一度診せていただくのが安心です。

しかし、ネットを検索されてこのページにたどり着いていただいたということは、「何か押したら痛いものが足の裏にできたけど、これってタコなのイボなの?自分で調べたい」と思っていらっしゃるのかもしれませんよね。

 

実際に診せていただいてもタコなのかイボなのかを悩むことも稀にあります。(そんな場合も、見分ける方法はあるんですけどね、明日書きます。)

なので、ここでお話しする区別の方法は、あくまでも目安と考えてください。

 

イボは指紋を掻き分けるように出てきます。それに対して、タコやウオノメは指紋ごと盛り上がってきます。

 

ちょっと表現が難しいのですが、指紋って「川」の字のように平行に流れがありますよね?イボならば、その川の字の間を押し分けるように指紋の間から盛り上がってきています。

逆に、タコやウオノメは、昨日までもお話してきたように皮膚の防御反応のために正常の角質が厚くなったものです。つまり、指紋を押し分けて出てくるのでは無くて、指紋自体が盛り上がっているのです。

 

虫眼鏡を使ってよく観察してみてください。

 

もう一つ、区別の方法があります。

明日も書きますね。

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