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イボの悪化

[2017.12.05]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

イボの話の続きです。

イボには液体窒素療法が一番効くというお話をしてきました。

 

しかし、ごく稀に液体窒素療法でかえってイボが悪くなることも無いわけではありません。

 

珍しい話ではあるのですが、大きなイボを液体窒素で治療して、一ヵ月後にもう一度診せていただくと、メインのイボは小さくなっているけれど、その周りに非常に小さなイボがたくさん出来てしまうことがあります。

 

これも原因は解りません。

目には見えないけれど、液体窒素で凍結させた時に、細胞が潰れて周りにウィルスが散布されたのかもしれませんね。しかし、皮膚の一番上の層である角質にウィルスがついても感染はしないと言われています。目に見えないような小さな傷を介してウィルスが感染してイボになるというのが一般的な意見です。ならば、周りに少々散布されてもイボは出来ないはずなのですが・・・。

 

そんなこともあるので、「ごく稀に小さなのが周りに増えてしまうことがある」と液体窒素療法をする前にご説明いたします。

 

周りに出来た小さなイボは、飲み薬の「ヨクイニン」がよく効くことが多いので、合わせてしっかり治療していきましょう。

 

明日も続きます。

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