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ギインセイ?

[2015.01.15]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

昨日の続きです。

 

ちなみに、余談になりますが、「ギインセイ」と音だけ聞くと、「いつわりの陰性・偽陰性」ではなく、「陰性を疑う・疑陰性」と誤解される方もいらっしゃいます。

 

しかし、実は医学用語で「疑陰性」という単語は無いのです。

 

実際に使われる別の医学用語で、「擬陽性」というのがあります。

これは、結核のツベルクリン反応で陽性に近い反応が出ることを言います。(現在ではあまり使いません)

 

この「擬」という字は、「疑う」という意味の「疑」ではなく、「擬える(なぞらえる)」と読みます。

「どちらか思案させるほど似ている」という意味ですね。

 

明日も続きます。

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