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クリームとは

[2017.06.24]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

塗り薬には3種類の基剤があります。

 

2番目の基剤は「クリーム」です。

チューブからにゅるっと出すと白い塗り薬、あれがクリームです。

 

皮膚にくっついている力(保持力)と保湿効果は、「軟膏」と「ローション」の中間になります。

なので、クリームの保持力と保湿効果は、軟膏よりは弱いけどローションよりは強いです。

 

塗っても軟膏のようにギトギトしませんので、顔にも使いやすいです。

 

しかし、クリームの見た目が白いのは界面活性剤が入っているためなのです。

クリームを顕微鏡で見ると小さな泡の集まりです。小さな泡なので白く見えているのですね。

 

界面活性剤とは、液体の表面張力を下げる薬剤で、水と油など通常ならば混じり合わないものを混ぜる際に使います。一番、身近な界面活性剤は石鹸ですね。

 

クリームにはそういった薬剤が入っていますので、赤ちゃんの皮膚には使えません。

赤ちゃんは、クリーム自体にかぶれてしまうことがあるからです。

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