メニュー

一日三回の薬

[2016.12.21]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

昨日の続きです。

 

私が医者になってすぐの頃、28年前はまだ高血圧の薬も一日3回朝昼晩飲む薬でした。

 

3回飲まないと血圧を下げ続けられないということは、身体から抜けて行く時間が短いということです。

ですので、当時の薬は「すぐ効くけど、すぐに効果が切れる」というイメージで考えていただければ解りやすいと思います。

 

最近の一日1回の薬は、逆に「じんわり効いて、じんわり身体から抜けて行く」という印象があります。

 

たとえば、昔の薬は、薬を飲むのを止めるとすぐに血圧がまた上がってきましたが、今の薬は「ちょっと忙しくて来れなくて、3日薬切れてるんですよね」とおっしゃる患者さんでもまだ血圧が上がっていないことが多いです。

1週間も薬が切れると、再び血圧が上がってくるといった感じです。

 

明日も続きます。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME