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中性脂肪の食事療法

[2017.05.01]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

中性脂肪が高いと言われた場合、どんな食事療法が良いのでしょうか。

 

中性脂肪を上げやすい食品は大きく分けて「甘」「酒」「果」「炭水化物」の4種類です。

 

「甘」は甘いもの。

最近は、甘味料など甘いけどカロリーゼロというものもありますね。それならば大丈夫です。

 「酒」はアルコール。

ビールや日本酒などの醸造酒のほうが特に中性脂肪を上げがちです。

「果」はくだもの。

果物は食べ過ぎず適量を一日一回がお勧めです。

「炭水化物」とは、ご飯・麺・もち・芋など。実は上に挙げた「甘いもの」「アルコール(醸造酒)」「くだもの」も、炭水化物が主原料です。

 

逆に、運動をすることで中性脂肪は下がります。

食べたカロリーと消費したカロリーを天秤にかけて、余ったカロリーが中性脂肪を上げてしまうと考えれば解りやすいかもしれません。

 

ただ、中性脂肪は大変に変動が激しい検査です。

一回の測定で薬が必要と判断されるのは余程高い値の時だけです。具体的には、300 mg/dl以上だった場合は服薬を考慮しましょう(基準値は空腹時に150 mg/dl以下)。

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