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喘息は予防の病気

[2017.05.15]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

その昔、喘息は「発作の時だけの病気」でした。

発作の時だけなので、発作が治まると肺の状態は完全に正常に戻ると考えられていました。

 

もしそうなら、発作が起きたらむりやり押さえ込んじゃえば良いですよね。

 

ところが、実は発作が起きるたびに肺が少しだけ傷んでいることが解りました。

 

すると、しょっちゅう喘息発作を起こしている人はそのたびにちょっとだけ肺が弱ります。ちょっとだけですので、発作が治まった後の自覚症状は特に変化ありません。

 

しかし、頻度にもよりますが、あまりに多いとどんどん肺年齢だけ先に年を取って行ってしまいます。

数十年後には、日常生活でちょっと動いただけでも息切れが起きてしまうほど、肺が傷んでしまうこともあるのです。

 

なので、今、喘息は「予防する病気」に変わりました。

 

しょっちゅう咳の風邪をひく。一旦、風邪をひいたらいつも咳の風邪になって1ヶ月くらいは長引く。なんて人はひょっとしたら喘息かもしれません。

 

お気軽にご相談ください。

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