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狭心症と心電図

[2017.10.14]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

昨日までは、「動悸の診断には動悸が出ている時に心電図を取らないと難しい」というお話でした。

 

全く同じことが狭心症の診断にも言えます。

 

狭心症とは、心臓を栄養している血流が妨げられる状態を言います。

心臓を栄養している冠動脈(かんどうみゃく)が動脈硬化や痙攣する事で狭くなると、心臓に充分な血液が送ることが出来なくなってしまいます。その状態を狭心症と言います。

 

しかし、狭心症は多くの場合、発作の時だけ心電図の形が変わり、発作が治まると通常の心電図に戻ってしまいます。

したがって、症状がある時に心電図をとらないと診断が難しいのです。運動をすることでわざと狭心症を起こしやすくなるようにして心電図をとる事もあります。

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