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異物になる歯

[2016.11.23]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

昨日の続きです。

 

「異物がある状態で、感染を完全にコントロールするのはほぼ不可能」というのは、なにも感染性胆のう炎に限った話ではありません。

 

たとえば、歯周病。

 

歯は、人間の正常組織ですので、当然異物ではありません。

歯髄には神経も血管も通っています。しかし、歯周病が酷くなり、俗に言う「神経が死んでる」状態になると、歯ですら異物になります。

 

異物がある状態で、細菌感染をコントロールすることは事実上不可能です。

歯周病が酷くなり歯髄に細菌感染し神経が死んでしまった歯を抜かないまま、歯周病だけを何とか治そうと思っても、それは無理なのです。

 

そこまで酷くなる前に歯周病コントロールが必要なのですね。

 

明日も続きます。

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