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痒いブツブツ

[2017.05.19]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

「痒疹(ようしん)」という病気があります。

難しい字を書きますが、「痒」(かゆい)「疹」(ブツブツ)という意味で、大したことは言っていません。

 

「夏に蚊に刺された跡が、冬になってもボツっとしててまだ痒い」なんて経験ないでしょうか。

それが痒疹です。

 

最初の原因はなんでも構いません。

「蚊に刺された」でも「何かにかぶれた」でも「カサカサ」でも、とにかく最初に何か痒みがあったとしましょう。

 

痒いとついつい無意識に掻いてしまいます。

掻いてしまうと、今度は物理的に炎症が起きます。

炎症が起きると、その所為でまた痒みが出ます。

 

痒い>掻く>炎症>痒い>掻く>炎症・・・と、最初の原因はそっちのけで悪循環に陥ってしまうのです。

 

この悪循環を断ち切るには、炎症を止めるために炎症止めの塗り薬を使い、掻くのを止めるためにアイスノンで冷やします。冷やすと痒み自体も鈍くなり炎症も減らす効果があります。

叩いたり掻いたりすると炎症が酷くなるので気をつけましょう。

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