メニュー

痛風の薬の飲み方

[2016.01.06]
こんにちは。 東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。 「痛風」という病名、よく耳にしますよね。 血液中の尿酸の濃度が高いと、足の指の関節などに尿酸が結晶化することがあります。 尿酸の結晶は針のように鋭く、関節が腫れてひどく痛む病気です。 血液中の尿酸が高いまま放っておくと、たとえ痛風発作は起こさなくても血管の傷みが早くなり動脈硬化を進めてしまいます。 なので、痛風発作を予防するのみならず動脈硬化の予防のために、尿酸が高い方はお薬を飲んで下げておくのがお勧めです。 しかし、この尿酸を下げる薬は、発作の時に飲んではいけません。 足の関節が腫れて痛みがある時に尿酸を下げる薬を飲むと、かえって痛みが長引いてしまうのです。 痛風発作と高尿酸血症では、きちんと「発作の時の痛みと炎症を抑える薬」と「痛みがない時に再発を予防する薬」を飲み分けることが肝要です。
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME