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白斑の副作用

[2014.05.16]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

ちょっと前にカネボウの美白化粧品では「白斑」の副作用が出ると大きな問題になってましたね。

問題となってるのはロドデノールという成分です。

 

白斑というのは、色素が抜けた真っ白なエリアが出来てしまうことを言います。

全体的に色素が減るならば美白になって良いのですが、白斑の問題点はその部分だけ真っ白になり、正常の色素を持つ部分とはっきり境界が出来てしまうことです。

 

この副作用は非常に怖いです。

化粧品の副作用ではなく尋常性白斑という病気があります。一般的に、白斑には現在のところ有効な治療法がありません。一度なってしまうと自然治癒も非常に困難です。(癜風菌による白斑だけは例外です。また、明日、ご説明しますね。)

 

 

当院でお出ししている「ハイドロキノン」は、もう10年以上使われている薬で、白斑の報告はありません。

安心してお使いください。

 

 

当院の薬ではなく、患者さんがご自身で買って来られた化粧品でひどい白斑が出ていて相談を受けたことがあります。

その方、お一人だけの話なので、本当にその化粧品が原因なのかは断言できません。なので、化粧品の名前も公表できませんが、明らかに塗った部分のみ白斑になっており、かなり疑わしいです。

 

一般の化粧品にはそのようなものもあるので注意が必要ですね。

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