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神経走行

[2017.01.14]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

昨日の続きです。

 

頚椎にせよ腰椎にせよ、ヘルニアが起こると神経走行に一致して痺れや痛みが出ることが多いです。

必ず出るとは限りませんが、MRI検査を受けていただく目安にはなります。

 

神経走行とは何でしょうか?

背骨の一節一節から神経は左右に一本ずつ出ていて、そこからそれぞれ決まった場所に分布します。

 

たとえば、首の上から6番目の背骨から出た神経は、肩や腕の一番外側を通って最後は手の親指と人差し指にたどり着きます。

同様に、腰の上から4番目の背骨から出た神経は、腰からお尻の外側を通り、さらに太股の前面を通ってからスネや足の内側に到達します。

 

ですので、首の上から6番目の背骨にヘルニアがあると、肩や腕の一番外側から手の親指と人差し指に「すじ状の」痺れや痛みが出ることがあるのです。

 

次回に続きます。

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