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筋肉で衝撃に耐えるつま先着地

[2018.08.01]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

昨日の続きです。

 

つま先着地を心掛けて走るだけで、ランニングやジョギング中の膝への負担は激減します。

 

それは、昨日お話したとおり、膝が伸びきった状態で着地しないので、地面からの衝撃を膝とつながる太股の筋肉や足首を支えるスネの筋肉で受け止めることが出来るようになるからです。

 

かかと着地ではひたすら地面からの衝撃を鍛えようのない膝軟骨で耐えるしかないのに対し、つま先着地ならば筋肉で衝撃を受け止めますので鍛えることが出来ます。

 

したがって、つま先着地を始めてすぐの頃はスネや太股の筋肉が筋肉痛を起こすことがあります。筋肉痛は筋肉が鍛えられている証拠です。筋肉が発達するに合わせて筋肉痛も出なくなり、より膝を守ってくれる状態になると言えるでしょう。

 

関節痛と筋肉痛、どちらも痛いという点では同じに聞こえますが、関節痛は関節を傷めている痛み、筋肉痛は筋肉が発達しているときの痛みです。

 

ところが、実際に試していただくと解るのですが、一般的なランニングシューズではつま先着地が困難なことがあります。

実は、つま先着地をするには、やりやすい靴とやりにくい靴があるのです。

 

次回に続きます。

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