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腫瘍マーカー

[2014.05.14]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

腫瘍マーカーという検査があります。

一口に腫瘍マーカーと言っても、たくさんの検査の総称で、肝臓がんの腫瘍マーカー・胃がんの腫瘍マーカー・肺がんの腫瘍マーカーなどなど、それぞれ別の検査になります。

 

採血するだけで結果が出ますので、「レントゲンを撮って被爆する」とか「カメラを入れるのが苦痛だ」とかのマイナス要素はなく、簡便な検査です。

 

では、なぜそんな簡単な検査があるのに、胃がん検診はバリウムを飲まないと出来ないのでしょうか?

 

それは、腫瘍マーカーはまだまだ早期発見に使える検査ではないからです(例外はあります)。

「腫瘍がある程度大きくならないと腫瘍マーカーの数値が高くならない」「腫瘍マーカーの数値が高いからと言って必ず腫瘍があるわけではない」「腫瘍が既に大きくても腫瘍マーカーに変化のない場合もある」など、白黒はっきりする検査ではなく、グレーゾーンがある検査なのですね。

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