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蠕動運動

[2016.10.07]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

昨日の続きです。

数日前に「蠕動」というお話をしました。

 

中が空洞の管腔臓器は、中のものをゆっくりと下へ下へと押し出すために蠕動運動をしているのです。

ところが、管腔臓器の一部が通過障害を起こしても、そんなことはお構いなしに頑張って蠕動を繰り返します。 蠕動の動きには波があります。常に動き続けているのではなくて、動いたり止まったりを繰り返しています。動いている時に痛みが出て、動きがおさまると嘘のように痛みが消えます。

 

たとえば、胆石の痛みも、胆のうという管腔臓器が胆石によって通過障害を起こして、波のある痛みが出ます。

腸閉塞も、腸という管腔臓器が何らかの通過障害を起こして、波のある痛みを出すわけです。

尿管結石も、尿管という管腔臓器が石によって通過障害を起こして、波のある痛みが出ます。

 

明日も続きます。

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