メニュー

起立性低血圧

[2015.03.16]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

「しゃがんでいてパッと立ち上がると目の前が真っ暗になる」という方は「起立性低血圧」かもしれません。

 

一般的には、横になっている時に血圧は一番低く、座ると少し上がり、立つとさらに血圧が上がるというのが、正常な血圧の変動です。

重力に逆らって頭にまで血液を上げないといけないので、姿勢の変化にしたがって、手足の血管が収縮したり心臓が少し頑張ったりして血圧をちょうど良いように上げてくれるのです。

 

しかし、この調整が上手くいかないと、立ち上がると脳にまで血液を運べずに一瞬目の前が真っ暗になります。

これが起立性低血圧です。専用の内服薬がありますので、症状がひどい場合は試してみるのも一つの方法ですね。

 

でも、立ちくらみが全て起立性低血圧の所為だとは限りません。

ひょっとしたら、「低血圧」ではなく「貧血」かもしれませんね。もしくは、その両方かもしれません。

 

明日も書きますね。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME