管腔臓器の痛み
[2016.10.06]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
昨日の続きです。
実質臓器と管腔臓器で、痛みの出方が異なるというお話でした。
では、管腔臓器の痛みはどういった特徴があるのでしょうか。
実質臓器の痛みが持続性だったのに対し、
管腔臓器の痛みは、痛みに波があることが特徴です。
子供の頃に、お腹を下しているとき、耐え難い腹痛に襲われて「もうダメだ。今すぐトイレに行かないと漏らしちゃうかも」と悲壮な状況になったのに、しばらくすると嘘のように痛みが消えて、「あれ?もう痛みは去ったのかな?もう大丈夫かな?」と思ったのも束の間、また突然激しい腹痛がまたやってきて、「もうダメだ。今すぐトイレに以下同文」という経験はないでしょうか?
この「激しい痛み」と「嘘のようにすっかり痛みが無くなる」のを繰り返す、これが管腔臓器の痛み方の特徴です。
明日も続きます。