岸川医院

こんにちは。

東大阪市　布施駅前　岸川医院の岸川です。

 

前回の続きです。

すすり食べの話です。

 

すすって食べることの問題点としては、

まず、食べ物と一緒に空気も飲み込んでしまうことがあります。

 

飲み込まれた空気は胃に溜まります。

食べ物以外に余分な空気が胃に溜まるので、食べた量より胃がパンパンになります。空気は上に抜けようとしますので、逆流してきてゲップになるのですね。

 

単なる空気だけのゲップならばいいのですが、一緒に胃液が逆流すると胃液で食道が焼けます。

「逆流性食道炎」と言います。

 

前回お話しした「うどんを食べる時だけ黄水が上がってくる」患者さんは、すすり食べのために空気を一緒に飲み込んでその空気が抜ける時に一緒に胃液が逆流しているのを自覚されているのかもしれません。

 

明日も続きます。