偽陰性
[2016.12.02]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
昨日の続きです。
インフルエンザの検査で最も簡単な検査は、鼻の中に長い綿棒を入れてこする検査です。
8分ほどで結果が出ます。
ただし、完全に100%白黒はっきりするか?と訊かれると、実は検査も間違うことがあるのです。
「検査が間違うことがある」とお話すると、「それって誤診じゃないの?」と思われるかもしれません。
検査には、「完全に白黒はっきりする検査」と「グレーゾーンがあって、完全には白黒はっきりしない検査」があります。と言うよりは寧ろ、前者のほうが珍しいのです。
たとえば、インフルエンザの検査を受けていただいて、結果が陰性に出たとしましょう。
しかし、陰性という結果には、「(本当の)陰性」と「偽陰性」があるのです。
明日も続きます。