コレステロールって体質?
[2017.02.25]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
昨日の続きです。
さて、本当に食事と血中コレステロール値がまったく無関係ならば、つまり、食事中のコレステロールを制限しても肝臓が頑張ってコレステロールを作ってしまうならば、血液中のコレステロール値が人によってまちまちなのは一体どうしてなのでしょうか?
しつこいですが、本当に食事と血中コレステロール値がまったく無関係ならば、それは「体質」ということです。
もうその血中コレステロールの値になるように遺伝子が組まれていて、食事療法をジタバタ努力しても無駄ということです。
でも、本当にそうなのでしょうか?
トランス脂肪酸という脂があります。
このトランス脂肪酸をたくさん食べると、血液中の悪玉コレステロールを増加させるだけではなく、善玉コレステロールを下げてしまうことが解っています。
ということは、食事と血中コレステロール値、まったく無関係って訳じゃ無いですよね。
次回に続きます。