タコ・ウオノメの治療
[2017.12.12]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
昨日の続きです。
タコやウオノメでは、厚くなった角質が皮下組織を圧迫するので、痛みが生じます。
なので、痛みを出なくするためには、厚くなった角質を削ります。削って薄くすると、痛みも消えます。
3日前にも書いたように、角質には神経も血管も通っていません。
したがって、カミソリで削っても血も出なければ痛くもありません。出血するような表皮に達する傷ができるわけでもないので、処置の後でも水に濡らしても問題なく、ガーゼを当てる必要もありません。
しかも、削ると直後から痛みが消えます。
しかし、どれくらいの深さまで削ってもいいのかが難しいです。
普通のカミソリで削ろうと思うと、必ずや血管や神経にまで達してしまい、傷になり血が出たり痛みが出たりするでしょう。
タコやウオノメを削る専用の道具もネットで売っているのですが、やはり少しコツが必要です。
普通のカミソリよりは安全ですが闇雲に使うと、専用の道具といえども、傷を作って出血してしまうこともあり得ます。
お気軽にご相談ください。実物をお見せして、コツなども説明させていただきます。
明日も続きます。