トランス脂肪酸とコレステロール
[2015.03.14]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
昨日の続きです。
「トランス脂肪酸という脂をたくさん食べると、悪玉コレステロールが増え、善玉コレステロールが減る」ということが解っています。
悪玉コレステロールが高かったり、善玉コレステロールが低かったりすると、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)に罹りやすいことも解っています。
つまり、虚血性心疾患を予防するためには、トランス脂肪酸はあまり摂らないほうが良いということになりますよね。
悪玉コレステロールの食事療法は、今回の発表を受けて、大きく様変わりします。
アメリカの発表を信用するなら、今までのような「肉・卵・乳製品・内臓(モツ類)を控える」必要は無い様です。(しかし、日本の厚生労働省のサイトでは今も、今まで通りに控えるほうが良いと書いてありますが。)
代わりに、「トランス脂肪酸を多く含む食品を控える」ことが必要なようです。
では、トランス脂肪酸とはどんな食品に多く含まれているのでしょうか。
明日も続きます。