動脈硬化とは?
[2017.04.10]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
動脈硬化ってなんですか?と質問された時に、
「動脈硬化とは血管の老化ですよ」とお答えしています。
「老化」ですので、誰も年を取らない人はいません。老化は誰にでもあります。
つまり、動脈硬化も誰にでもあるものなのです。
さすがに生まれたての赤ちゃんに動脈硬化はないでしょうが、30歳の人には30歳なりの動脈硬化があり80歳の人には80歳なりの動脈硬化があります。
動脈硬化があること自体が病気ではありません。
しかし、ある特定の病気や生活習慣は、動脈硬化を促進してしまいます。
すると、実際の年齢より血管だけが先に年を取ってしまいます。
糖尿病・脂質異常症・高血圧症・高尿酸血症・肥満・運動不足・喫煙・遺伝素因などは、動脈硬化を早めてしまう危険因子です。
実際の年齢と同じ歩調で血管も年を取って行くようにしましょう。
逆に、きちんと健診を受け生活習慣にも気を配れば、実際の年齢より血管は若いなんてこともあり得ます。