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手袋の治療効果の限界

[2018.06.16]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

昨日の続きです。

 

しかし、手湿疹に上乗せになる「ラテックスアレルギー」や「でんぷんアレルギー」は、典型的な場合は比較的解りやすい特徴を示すことも多いです。

 

通常、手湿疹は指や手の甲にまばらに湿疹を起こすことがほとんどです。

そんな状態から始まって、ステロイドの塗り薬による治療で少し良くなってきたところに、急に手首から先の広い範囲に酷い湿疹が広がります。湿疹が非常に酷いと手袋状にかぶれるので、今までの手湿疹と様子が違うのが解ります。

 

せっかくこちらがお勧めした通り手袋を着用していただいたのですが、ラテックスやでんぷんにアレルギーがあると残念ながらラテックス手袋は使えません。

他の素材、たとえばポリプロピレンなどのガサガサ言う手袋にするか、お仕事の内容によってそれが使えないならば手袋無しでなんとかする以外方法がないのです。

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