混合性頭痛
[2017.11.25]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
昨日の続きです。
「怖くない頭痛」の次に挙がってくるのは、「混合性頭痛」でしょう。
これは、前々回説明した「血管性頭痛」と前回説明した「筋収縮性頭痛」の合わせ技です。
前頭部や側頭部に多い血管性頭痛と後頭部に多い筋収縮性頭痛がどちらも出るので、頭部全体に起こり得ます。
血管性頭痛の要素が多いと数日間寝込んで起き上がれないこともあれば、それほどではないが持続性の頭が締め付けられるような頭痛が長引くこともあります。
複数の要素が絡みあって、なかなか一気に解決が難しいです。
それぞれの症状に合わせて対策を講じて、症状を解決していきましょう。お気軽にご相談ください。
上でも述べたように、混合性頭痛はさまざまな症状や経過で起きてくるため、問診や簡単な診察だけで「これは怖く無い頭痛ですね」と断言することがやや難しいです。なので、やはり念には念を入れて、MRIなどの検査で「怖い頭痛」で無いことを確認する必要が出ることも多いです。
次回に続きます。