腰椎椎間板ヘルニアとは
[2018.07.13]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
前回の続きです。
身体の中で起こりうる7つのヘルニアのうちで、一番よく耳にするのは「腰椎椎間板ヘルニア」ではないでしょうか。
「腰椎」とは腰の背骨のことです。
「椎間板」とは、背骨一つ一つの間にある軟骨のことです。
ですから、「腰椎椎間板ヘルニア」とは「腰の背骨の間にある軟骨が出っ張ってしまっている」という意味の病名です。
「何かが正常の位置からずれて出っ張ってしまった状態」のことを「ヘルニア」と呼ぶのですね。
「腰椎椎間板ヘルニア」や「頚椎椎間板ヘルニア」は、腰や首の背骨の間から軟骨が出っ張る病気です。
「ソ径ヘルニア」「腹壁ヘルニア」「臍ヘルニア」は、それぞれ「足の付け根の筋膜の間」や「手術の傷跡」や「赤ちゃんのへその緒」から腸が出っ張る病気です。
「食道裂孔ヘルニア」は、横隔膜にある食道裂孔という食道が通る穴から胃が出っ張る病気です。
「脳ヘルニア」は、頭蓋骨の中から脳が出っ張る病気です。
明日から、「椎間板ヘルニア」に関してご説明します。