のどの分岐点
[2014.06.22]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
鼻と口が奥でつながっているのは、皆さん、ご存知の通りです。
でも、鼻から吸った空気は肺に行かないといけないし、口から食べた食べ物は胃に行かないといけませんよね。
つまり、一度合流した道がどこかでまた二股に分かれる必要があります。
その分岐点があるのが「喉頭」です。男の人で言うと、のど仏があるところですね。
ただ二股に分かれてるだけではなく、食べ物が気管に入らないように気管側には「ふた」があります。食べ物を飲み込むとのど仏が上に上がって、自動的に気管のふたが閉まるようになっているのです。
そのふたのことを「喉頭蓋(こうとうがい)」と言います。
そんな風に普段は重要な役割をしている喉頭蓋ですが、風邪の時などごく稀に困った症状を起こすことがあります。
「急性喉頭蓋炎」の話は、また明日しますね。