接触皮膚炎
[2016.10.29]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
両眼の周りに繰り返しできる湿疹。
顔と首周りだけ繰り返す湿疹。
そんな症状を訴えられる患者さんが結構いらっしゃいます。
皮膚科の疾患には全身に広がるものも多いですが、上記のような「眼の周りだけ」とか「顔と首にだけ」などの限局した湿疹は、やはりそこにつけているものにかぶれていることが断然多いです。
「そこに接触したものにかぶれてできる湿疹」のことを「接触皮膚炎」と呼びます。
一番解りやすい例えは、「山に行ってウルシを触っちゃって、触ったところが赤く腫れた」という場合です。
ところが、ウルシに触ってかぶれた場合は、繰り返すことはありません。山に行った時に一度触って一度かぶれたら、それ以降繰り返しウルシに触らない限りもう湿疹は起きません。
しかし、上記の眼や顔の接触皮膚炎は繰り返すことが特徴です。一体何が違うのでしょうか?
明日も続きます。