野菜・果物とがん
[2017.06.12]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
厚生労働省発表の「日本人に推奨できるがん予防法」の4番目に挙がっているのは、
「野菜や果物不足にならない。例えば、野菜は毎食、果物は毎日食べて、少なくとも1日400g摂る」です。
野菜や果物を食べたほうが良いと、日ごろから思ってる人は多いですよね。
実際に消化管がんの予防効果がある可能性が高いとWHO(世界保健機構)が評価しています。
しかし、不足しているからといってがんになるとまでは思ってないですよねぇ。
でも、不足により胃がんリスクの上昇を認めるという報告もあるんです。
ただ、気を付けなければいけないのは、最近の果物は物凄く甘くて高カロリーだってことです。
私が子供の頃の果物って、どれも酸っぱくてそれほど甘くありませんでした。イチゴには練乳かけてましたし。
南のフルーツが当たり前のようにスーパーに並ぶようになって以降、ミカンもイチゴもスイカも、どれも物凄く甘くなりましたよね。
農家の方の企業努力ってすごいと思います。でも、糖尿病の方や中性脂肪が高い方は、果物は要注意です。食べ過ぎると病気が悪くなってしまいます。