口の中の位置覚
[2015.01.07]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
昨日の続きです。
位置覚がちゃんとあるにもかかわらず、ほっぺたの内側を間違って噛んでしまうのは、幾つか原因が考えられます。
まず、最近、急に体重が増えていませんか?
太るとほっぺたにも脂肪がつきます。外側にもふっくらしますが、内側にも出っ張ってきます。
急に太ると、それまでの感覚で食べ物を噛んでいると、出っ張ってきたほっぺたの内側を噛んでしまうこともあり得ます。
また、以前、ほっぺたの内側を噛んでしまっていると、その部分が傷になって治るまでの間、腫れます。腫れると、太ったときと同様に内側に出っ張るので、さらに繰り返し噛んでしまいやすくなります。
最後に、噛む速度が速い癖がついている方は、間違いやすいように思います。
ゆっくりよく噛んで食べると、間違ってほっぺたを噛んでしまう確率は減るでしょう。