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HbA1c

[2015.04.11]

こんにちは。

東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。

 

HbA1c(ヘモグロビンエイワンシーと読みます)という検査、最近、よく耳にしますよね。

 糖尿病の検査です。

 

だいたいの大雑把な目安として、

6.0%までが正常

6.5%までが糖尿病予備軍の可能性

7.0%までが糖尿病の可能性

7.0%以上が治療が必要な糖尿病

8.0%以上がインスリンを考慮すべき糖尿病

(最近では8.0%以下でもインスリンを始めるほうが良い場合もあると考えられています。)

 

糖尿は血液中の糖分濃度(血糖値)が高くなる病気です。

しかし、血糖値はちょっとした食事で簡単に上下します。この1ヶ月の血糖コントロールの状態を調べようと血糖値を測っても、直前にご飯を食べていたら普段より高い値になってしまいます。

逆に、この一ヶ月血糖コントロールが悪かったとしても、血糖値検査の前だけ摂生すると良い値が出るかもしれません。

 なので、血糖値はその時の糖尿の状態を知ることはできても、1ヶ月間のコントロール状態を推測することはできない検査なのです。

 それに対し、HbA1cは直前の食事に左右されません。約1・2ヶ月間の血糖コントロール状態を反映します。

 

当院では、HbA1cなどの一般採血検査を外の検査センターに出さず、院内で測定しています。すぐに結果を聞いていただけます。

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