MRA
[2014.09.01]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
昨日の続きです。
昨日は、「怖い頭痛」の代表格である頭蓋内出血は、「ある瞬間からガツンと痛くなり、その頭痛は持続するがゆっくりとマシになる」とお話しました。
突然の頭痛はすぐにMRIなどの検査を受けていただくようにしています。公立の大きな病院にMRIを依頼すると、結構先の日時を言われますので、それでは間に合いません。いつもMRIをお願いしている病院が近隣に幾つかありますので、そちらに緊急でお願いするほうが確実です。
また、脳内出血ならばCTでも有無を確認できるのですが、くも膜下出血だけはCTや通常のMRIだけでは正常に写ってしまうことがあります。
「MRA」と言って、MRIと同時に撮れる血管撮影が必須です。
明日も続きます。