血圧の話
[2014.03.25]
こんにちは。
東大阪市 布施駅前 岸川医院の岸川です。
今日は血圧のお話です。
血圧とは、血管内の圧力のことです。
心臓は血液のポンプです。心臓が収縮すると全身に血液が送られます。しかし、収縮しっぱなしでは送り出せません。心臓は「拡張」と「収縮」を繰り返して、拡張している時に中に血液を溜め込み、収縮している時に溜めた血液を全身に送り出しているのです。
手首の親指側に脈を触れるところがあります。
とっくんとっくんと拍動しているのが解ります。この脈を触れる時に心臓が収縮していて、送り出された血液の圧を触れているのです。
「上の血圧」「下の血圧」という言葉をよく聞きます。血圧には二つの数字が並んでいますよね。
高いほうは、心臓が収縮しているときの血管内の圧です。
低いほうは、心臓が拡張しているときの血管内の圧なのです。